乳酸菌で若さを保つ

はじめに

乳酸菌は株によって作用が異なりますが、若さと深い関係にある乳酸菌はどの種類でしょうか。 この記事では若さや寿命と関係が深い乳酸菌をまとめます。

プラズマ乳酸菌(ラクトコッカス・ラクティスJCM5805株)

マウスの実験で毛づやの悪化、表皮の薄化、筋肉量減少といった老化現象の進行が緩和しました。 また、標準食を摂ったマウスの生存率が10/16になる週齢において、プラズマ乳酸菌を摂取したマウスの生存率は15/16であり、寿命延長が確認されました。

メカニズムについては、免疫を司るプラズマサイトイド樹状細胞が活性化され、肝臓の炎症関連遺伝子の発現が抑制されたためと考えられています。 そしてこれらの研究成果は、2014年の抗加齢学会学術集会で発表されました。

LKM512乳酸菌

LKM512についてもマウスの実験で、毛並みや動作の若さを保つことが確認されているほか、大腸の若さを保つ効果が認められています。

LKM乳酸菌を摂らなかったマウスは腸が黒く組織がボロボロになっていたのに対して、摂ったマウスは若いマウスに近い色をしていました。 LKM512を投与したマウスは10カ月齢のマウスに近い遺伝子発現パターンで、投与しなかったマウスと異なっており、老化に伴う遺伝子発現が抑制されたといえます。

またマウスの実験で、10カ月齢(人の30~35歳に相当)からLKM512を週3回、約1年間投与した結果、マウスの寿命が約6カ月(マウスの寿命の約1/4)伸長しました。

LB81乳酸菌

LB81乳酸菌はブルガリア菌2038株とサーモフィラス菌1131株を合わせたもので、マウスの実験で腸の若さを保つことが確認されています。

24ヶ月齢(人間の80歳相当)のマウスにLB乳酸菌入りのヨーグルトを与えると、加齢によるリンパ球の一種であるT細胞とB細胞の減少が抑えられ、腸の炎症が軽減するともに、腸内フローラが2カ月齢のマウスに近づきました。

便秘解消して若さを保つ

便が腸内に長く留まると有害物質が発生して、血管に吸収され、内臓に負担がかかる、肌の状態が悪くなる、代謝が落ちる原因になります。 さらに有害物質が腸内に多くなると、炎症を起こすサイトカインが増えて腸が老化します。 そのため便秘解消は若さを保つために重要といえ、乳酸菌が役立ちます。

参考:年齢とともに減少する乳酸菌