ビフィドバクテリウム属について

はじめに

ビフィドバクテリウム属(ビフィズス菌)は人の腸内の多い善玉菌で、腸内環境の維持に重要な存在です。 この記事ではビフィドバクテリウム属の菌についてご説明します。

ビフィドバクテリウム属は腸内に多い

成年期の人の便1gにいる乳酸桿菌は100万個程度ですが、ビフィズス菌は100億個程度です。 ビフィズス菌は酸素がある環境では生きられない点や、酢酸を生成する点が乳酸菌と異なります。

ビフィドバクテリウムに属する菌の種類

人と関わりが深いビフィドバクテリウム属の菌には以下の種類があり、どの種も飲料またはサプリメントとして摂ることができます。 ビフィダム、ロンガム、アドレセンティスは成人の腸管に多く、インファンティスとブレーベは乳幼児の腸管に多い傾向があります。

ロンガム

21歳~45歳で重度ではない便秘傾向の被験者55名が1日20億個のロンガム菌を2週間摂ったところ、2週間で平均8.4回だった排便回数が9.6回に増加した。 また、1日50億個のロンガム菌を2週間摂ったところ、便中のアンモニア量が3/4ほどに減少した。

ビフィダム

37名がビフィダムY株10億個以上を4週間摂ったところ、唾液中のコルチゾール(ストレスを感じたときに出るホルモン)濃度が低下し、摂るのを止めるとコルチゾール濃度が摂る前の数値に戻った。

ブレーベ

秋から冬にかけての4週間でブレーベ菌を摂らなかったグループは肌の水分量が低下したが、ブレーベ菌を毎日摂ったグループは肌の水分量が低下せず肌の酸素量が増えた。 またブレーベ菌を4週間摂ったグループは血中の腐敗産物が半分以上に減少していた。

インファンティス

アレルギー抑制作用と関わっている。名前の由来は「幼児の」という意味。

アドレセンティス

善玉コレステロールを増やして動脈硬化を予防する。名前の由来は「成人の」という意味。

まとめ

ビフィドバクテリウム属の菌は腸内の善玉菌を増やしてお通じを良くするだけではなく、皮膚、ストレスホルモン、アレルギー、コレステロールなどと関わっています。