ラクトフェリンと乳酸菌を一緒に摂るメリットは?

はじめに

ラクトフェリンと乳酸菌が入っているサプリメントやヨーグルトがありますが、一緒に摂るメリットはあるのでしょうか。 この記事ではラクトフェリンの働きについてご説明します。

ラクトフェリンの働き

ラクトフェリンは母乳に含まれているタンパク質で整腸、NK細胞活性化、内臓脂肪減少、歯周病の原因菌の活性をなくす、唾液分泌、鉄による活性酸素発生を防ぐといった働きをします。 ラクトフェリンは腸内にいる善玉菌のエサになり、悪玉菌の増殖を抑えて善玉菌を増やすため整腸作用が生まれるのです。

ラクトフェリンが胃酸に含まれるペプシンで分解されると、より活性が強い抗菌ペプチド「ラクトフェリシン」ができます。 ラクトフェリシンは悪玉菌である大腸菌やクロストリジウムなど色々な菌に対して抗菌作用をもっていますが、ビフィズス菌は殺菌されません。

このようにラクトフェリンは善玉菌を増やすので、乳酸菌と同時に摂ると腸内環境を整えるのに効果的といえます。 またビフィズス菌は腸内で酪酸を出して悪玉菌を減らすため、メカニズムは異なりますが悪玉菌を減らすことがラクトフェリンとの共通点といえます。

悪玉菌には様々な種類がいるので、酪酸に強い悪玉菌がラクトフェリンの抗菌作用に弱く、その逆もあるかもしれません。 そうであれば、ラクトフェリンとビフィズス菌を同時に摂ることによって幅広い悪玉菌が除去されます。

ラクトフェリンと乳酸菌の摂り方

ラクトフェリンは加熱に弱いため牛乳を作るときに減ってしまうため、サプリメントやラクトフェリンを配合した食品で補うのが効果的です。

ラクトフェリンと乳酸菌が同時に摂れるサプリメントの例は、ラクトフェリンのほかラクトバチルスS-PT84(プロテクト乳酸菌)、ビフィズス菌BB536などの菌が入っているものです。またラクトフェリン配合のあるヨーグルトには1個あたり100mgのラクトフェリンが入っていて、これは牛乳2Lに含まれる量に相当します。

終わりに

便や腸内で発生したガスの臭いがひどいなど悪玉菌の割合が多いのではないかと気になる方は、乳酸菌・ビフィズス菌とともにラクトフェリンも活用してみると良いでしょう。